マスコミ業界にはどんな仕事があるの?テレビ局・広告業・出版の職種や年収を解説

マスコミ業界にはどんな仕事

テレビやラジオなどのメディア媒体を通して、情報を伝達するマスコミ業界。マスコミ業界に携わるにはさまざまな方法がありますが、テレビ局や広告代理店、出版社といった企業に就職するのが基本になります。本記事では、テレビ局・広告業・出版の具体的な職種や年収を解説します。

マスコミ業界とは?

マスコミ業界とは、テレビ・ラジオ・ネット・新聞などさまざまなメディアを通して、多くの人に情報を届ける企業全体のことです。ひと口に「マスコミ業界で働く」と言っても、テレビ番組に携わるならディレクターやプロデューサー、出版に携わるならライターや編集者など、その方法は多岐に渡ります。

マスコミ業界の主な職種

テレビ業界

テレビ業界とは、テレビの放送や番組製作に携わる企業全体のことを指します。テレビ局がラジオ事業を行っている場合もあるため、情報伝達手段にラジオが含まれることも。

テレビ業界で働くにはさまざまな方法があります。代表的なのが、番組を製作・放送するテレビ局や、番組製作を主に行う番組製作会社。テレビ局なら表に立って情報を伝えるアナウンサーや記者のほか、裏方で番組を作るディレクターやプロデューサー、カメラマンなどの職種が挙げられます。

広告業

広告業では、広告の企画・製作に加えて、営業なども行っています。中でも代表的なのが広告代理店です。広告代理店とは、クライアント(広告を掲載したいと考えている企業や個人)の代理で広告活動を行う企業のことを指します。広告を掲載する媒体先はテレビや雑誌、インターネットなど多岐に渡ります。

広告代理店には3つの種類があります。1つ目は、ほぼ全ての広告を取り扱い企画から製作まで一貫して自社で行う「総合広告代理店」。2つ目は、ネットや雑誌専門など特定の媒体に特化した「専門広告代理店」。そして3つ目は、特定の企業専属の「ハウスエージェンシー」です。ハウスエージェンシーは、大手企業の広報が分社化したケースが多く、親会社関連企業の広告を専門に製作しています。

出版

本や雑誌といった書籍を企画・製作する出版系の職種は、記事を執筆するライターや、書籍が完成するまでの全工程に携わる編集者などが挙げられます。ライターは記事執筆のほかに、原稿の誤字脱字や不適切な内容を修正する校正・校閲作業を行う場合も。編集者はコンテンツ制作をライターやイラストレーターなどに委託して、それらをまとめる作業も行います。

マスコミ業界の年収はどのくらい?

マスコミ業界と言っても、平均年収は職種によって大きく異なります。某テレビ局の21年平均年収は約1,500万、某大手広告代理店の平均年収は約1,100万、某大手出版社の平均年収は約900万と言われています。 経験年数やスキル、担当部署によっても異なりますが、日本全体の平均年収が400万円台なので、マスコミ業界は高収入と言えるでしょう。

テレビやラジオなどのメディア媒体を通して、情報を伝達するマスコミ業界。マスコミ業界に携わるにはさまざまな方法がありますが、テレビ局や広告代理店、出版社といった企業に就職するのが基本になります。本記事では、テレビ局・広告業・出版の具体的な職種や年収を解説します。 マスコミ業界とは? マスコミ業界とは、テレビ・ラジオ・ネット・新聞などさまざま…