編集者に求められるのはどんなスキル?具体的な仕事内容や平均年収もご紹介

編集者

編集者とは、書籍・雑誌・漫画が出版されるまでに行われる全ての業務に携わる職業です。新卒・転職でも人気の高い職業ですが、一体どのようなスキルが求められるのでしょうか。本記事では、具体的な仕事内容や平均年収も合わせてご紹介します。

編集者とは?

編集者とは、書籍・雑誌・漫画などに掲載する内容の企画、製作における段取り、業務に携わる人たちの統括、製作物が出版されるまでを担当する職業です。編集者と聞くと出版社で紙媒体の製作に携わるというイメージが持たれがちですが、WEBメディアを使って発信するWEB編集者も数多く活躍しています。紙・デジタル問わず、さまざまな分野で活躍できる職業です。

編集者の仕事内容とは?

書籍・雑誌・漫画もしくはWEBなど、どのような形で携わるかにもよって異なる部分はありますが、基本的な流れはどの形でも変わりません。ざっくりとした仕事内容とその流れを見ていきます。

1.企画

まずはトレンドや世間のニーズに合った企画を作成します。企画を会議に持ち寄ってプレゼンし、編集長が採用か否かを決定。

2.企画に投じる予算を考える

企画が採用されたら、そこに投じる予算を考えていきます。原稿料・撮影料・デサイン料・モデル料・印刷料などを無駄なく配分。

3.スケジュールを調整

決められた出版日から逆算し、入稿日などを細かく設定していきます。出版に携わる人全員のスケジュールを指示・把握することも編集者の仕事です。

4.仕事の依頼

ライターやデザイナー、カメラマンなどに仕事を依頼します。ギャラ・スケジュール・内容が主な交渉内容です。

5. 4の確認と修正

4で依頼した仕事の確認と修正を行います。

6.校正と校閲

掲載する予定の内容に誤字脱字がないか、事実と反した内容ではないか、不適切な内容はないかなどを確認します。

7.入稿

6で指摘された内容を修正したら、入稿作業に入ります。試し刷りされた原稿を確認し、問題がなければいよいよ最終段階です。

8.印刷・製本

完成した原稿を印刷し、製本(原稿を閉じ合わせて1冊の本にすること)を行います。書店へ発送して発売日を迎えたらお仕事完了です。

編集者に必要なスキルは?

編集者になるには特別な資格は必要ありませんが、著作権や版権などの知識は最低限身に付けておく必要があります。また、世間のニーズを捉えてそれを企画に落とし込める企画力や情報収集能力、出版に携わる多くの人たちをまとめるマネジメント力やコミュニケーション能力も求められます。

編集者の年収は?

編集者の平均年収は約382万円。会社に勤めるかフリーランスかにもよって異なりますし、スキルや経験を積んでいくことで、もっと高みを目指すことももちろん可能です。

編集者とは、書籍・雑誌・漫画が出版されるまでに行われる全ての業務に携わる職業です。新卒・転職でも人気の高い職業ですが、一体どのようなスキルが求められるのでしょうか。本記事では、具体的な仕事内容や平均年収も合わせてご紹介します。 編集者とは? 編集者とは、書籍・雑誌・漫画などに掲載する内容の企画、製作における段取り、業務に携わる人たちの統括…